2017/03/27
賃貸物件だと、スリム棚、柱収納を作ろうと思っても、
壁に釘穴を開けられないので無理、と思いますよね。
そんな時に、お助けになるDIYアイテムがあります。
今回は、そんなお助けアイテム『ディアウォール』を使った
DIYの紹介です。
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ディアウォールって?
ディアウォールは、若井産業が出しているDIYツールです。
バネの原理で強力突っ張り棒を立てる事で、釘なしでも
壁収納を可能にします。
(C)rakuten.co.jp
市販の2×4材(断面38mm×89mm)の上下に取り付ける事により、
1本で柱収納、2本立てればこれらを軸にして
収納棚を作る事が出来る、優れものです。
用意するのはディアウォールと、
取り付けたい位置の天井から床までの高さより
40mm短くカットした、2×4の木材です。
ホームセンターでは、無料のカットサービスがありますので、
これを利用した方がいいでしょう。
素人判断で、木材をカットすると、
歪んだ部分から負荷が余計にかかるので柱が倒れてしまいます。
上パットにはスプリングが入っていますので、天井側に向け、
下パットを床側に固定し、天井の位置を固定します。
この際に柱となる木材とディアウォールの間に、隙間調整用の
スペーサーを入れないでもいいぐらいにして置きましょう。
上下の柱が垂直になれば完成です。
発売元が、コンテストを行う程
こちらはディアウォール2本を使った施工例です。
(C)hi.wakaisangyo.co.jp/
スノボが趣味な施工主の方が、スノボを収納兼インテリアとして
アピール出来ないかと思いついたのがディアウォール。
発売元の若井産業では、DIYを推奨していて、この様な
DIYコンテストを行っています。
スノボの写真は入賞者ですが、
こちらの柱収納の写真もコンテスト応募作品。
(C)roomclip.jp/
これらの作品の様に、床からディアウォールをつける際には、
フローリングやタイルの上に設置する事をおすすめします。
絨毯など柔らかい素材の上からだと、突っ張り棒という
素材の関係上、外れてしまうからです。
ひと手間を加える事で味のある部屋に
ディアウォールは、2×4材であれば、長さを選ばないので、
応用次第では、キッチンにも使えます。
(C)roomclip.jp/
またディアウォールと、2×4材をペンキで塗る事で
お部屋の色とコーディネートも可能です。
お部屋の色を白で統一している場合は、柱となる材木を
前もってペンキで塗っておくという手間を加えると、
よりいいですね。
いかがでしたでしょうか。
壁収納を諦めていた人も、ちょっとした工夫で
出来るかもしれません。