2017/03/27
インテリアを考える上で家具やカーテンなどを選ぶ前に決めておきたいのが、どんなスタイルで生活するかということです。
床面に直接座って生活する「床座」と、椅子に座って生活する「椅子座」とでは適した家具などが変わってくるからです。そこで床座と椅子座のそれぞれのメリットとデメリットを分かりやすくまとめてみました。
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床座のメリット/デメリット
床座のメリットは何といっても可変性があること。部屋の使い方が比較的自由にできるのは大きな魅力です。視点が低い生活で大型家具をあまり置かないため、室内が広々と使えるのもうれしいポイント。
デメリットとしては立ち座りの動作が大きくなるので体調が悪いときなどはつらい場合があること。また床面に接近して生活するので、椅子座の場合よりもホコリなどがたまらないようラグや床面をこまめに掃除しておく心がけが必要です。
椅子座のメリット/デメリット
椅子座のメリットは立ち座りがしやすいことです。PC作業などは床座よりラクにできますね。また床面と距離をとった生活ができますから、衛生面では床座よりメリットがあると言えます。
その反面、大型家具が増えがちになるので室内が手狭な状態になりがちです。家具のレイアウトによっては生活動線が乱れて、ムダな動きをする原因になることもあります。
いかがでしたか?
どちらにもメリットデメリットがありますが、最も気をつけたいのは視点の高さが違う床座と椅子座をミックスした生活スタイルにしないこと。自分の生活スタイルに合うのはどちらかを考えて、インテリアづくりに活かしていきましょう。