2017/03/27
「ワンルームは部屋が狭いしレイアウトが難しい・・・。」と思っていませんか?
確かにレイアウトは難しいですが、家具の配置(レイアウト)を少し工夫するだけで狭い部屋でも快適に過ごすことができます。そこで今回はワンルームの部屋のレイアウトのコツをご紹介します。自分の生活スタイルに合わせてぜひ参考にしてくださいね。
【レイアウトを考える際の流れ】
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ステップ1 部屋での過ごし方を考えよう
まずは部屋で何をしてどんなふうにして過ごすか考えましょう。
たとえば・・・
- 友達とワイワイするのが好きだからホームパティーを開きたい!
- 恋人とまったりと過ごしたい
- DVD鑑賞が好き、音楽が好き!
- 家でも勉強や仕事などデスクワークをすることが多い
- ダイエットのためにヨガやピラティスをしたい
など、部屋での過ごし方を具体的にイメージしてみてください。部屋での過ごし方を決めておくとそれに合わせて家具配置もスムーズになります。
ステップ2 部屋の広さと家具の大きさを測ろう
部屋での過ごし方が決まったら、その時間を快適に過ごせるように具体的にどこに何を置くかレイアウトを考えましょう。家具を実際に動かすのはとても大変なので、部屋の間取り図などを利用してレイアウトのシュミレーションをしましょう。
間取り図の作り方
不動産屋さんからもらった間取り図があればそれを利用しましょう。ない場合は自分で作るしかありません。間取り図の作り方をご紹介します。
1.部屋の広さを測る
まず幅や奥行きなど部屋の広さをすみずみまで測ります。
【ここも忘れずにチェック!】
- 柱の出っ張りやへこみ
- 窓の高さや幅
- 収納部分の幅や奥行き
数センチ違うだけで家具が置けないということもあるので、メジャーなどできっちりと正確に測りましょう!
2.間取り図を作る
部屋の広さを測ったら、実物を1/20のサイズに縮小しましょう。たとえば、部屋の幅が250cmなら250×1/20=12.5cm(250÷20で計算)となります。
次に縮小したサイズで間取り図を描いていきましょう。
【ここも忘れずに描く!】
- ドアや窓、収納、コンセント、スイッチの位置
- 扉の開く方向やスペース
実際に書くとこんな感じになります↓
3.ミニチュア家具を作る
次に配置する家具のミニチュアを作りましょう。家具の幅や奥行きなどを測り、間取り図のときと同じように1/20のサイズに縮小し、紙などに描いてそれを切り取って使います。
実際に書くとこんな感じです↓
ステップ3 シュミレーションしよう
次はいよいよレイアウトです。ステップ2で作った間取り図にミニチュア家具を並べて自分の描く理想の部屋をいろいろシュミレーションしましょう。
シュミレーションのポイント
1.最初にベッドやソファなどの大きなものから場所を決める
2.窓やベランダへの出入口にも注意する
3.収納扉のスペースを確保する
扉の前に家具を配置してしまって、扉や引き出しが半分しか開かないというのはよくある話。開け閉めするスペースもプラスして考えましょう。
4.コンセントの位置をチェックする
コンセントで部屋中がごちゃごちゃにならないようにレイアウトはコンセントの位置も考えましょう。
5.イスの動くスペースも確保する
部屋にダイニングテーブルを置く場合は、スムーズに動けるようにテーブルとイスとの間に60~80cmほどスペースを確保しましょう。
6.家具のラインはそろえる
奥行きの違う家具は前面をそろえるように置くと部屋がスッキリとみえます。
サイズを測ったり、間取り図を作るのは最初は面倒に感じるかもしれませんが、作ったものを保存しておけば模様替えするときもとても重宝します。
ぜひ間取り図やミニチュア家具を作って、理想の部屋を実現してくださいね。