2017/03/27
日本には四季があり、日差しの強さや風の匂い、降り注ぐ五月雨や夕立…その日々変化する自然はわたしたちの心を楽しませ、気持ちに変化を与え、生活を豊かにしてくれます。
季節に合わせて暮らしぶりに変化と楽しみを作ってみてはいかがでしょう。
といっても一人暮らしの生活でできる範囲は限られています。春も秋も調度品をそろえるにはスペースも足りませんので夏と冬をしっかり押さえて変化を作ってみます。
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暑さを味わう小物使い
まずは夏、窓にすだれを張り、部屋の敷物を竹のラグやゴザに替えてみてはいかがでしょうか。ホームセンターでそろえられ、簡単に夏の趣がぐっとあがります。
そして、麻ののれんなどをキッチン前や、玄関、小窓などの要所に活用します。
細かいものでは布製の鍋敷きであれば藁製のものに替えてみたり、コースターも竹製の物に替えてみると言った細やかなアレンジが一層夏を惹き立てます。
食器であればガラス製のものに替えると、そうめんや蕎麦はもちろん、ほうれん草のおひたしなども夏の風合いに大きく様変わり。器についた結露が見た目にも涼やかですね。
寒さとお付き合いする部屋作り
冬はやっぱりこたつが一番の冬アイテムですが、こたつがなければ、ホットカーペットの上に起毛したじゅうたんやキルトのカーペット。それに暖かみのあるカバーに替えたクッションとひざかけを整えて用意するだけで冬の空気がぐっと盛り上がります。
ベッドカバーの色合いを優しい暖色系に替えてみても冬らしさが上がりますね。
そしてやっぱり一番は太陽光!カーテンを開け放つと人目が気になりますので保温ビニールのシールを窓に貼っておくと部屋が丸見えにならずカーテンを全開にできます。めいっぱい陽光を取り入れてぬくもりのある部屋を作ります。
そして小物類を冬仕様に交換して、寒さに備えつつ季節を色鮮やかにします。スリッパやトイレカバーを厚手の物にしたり、インテリアにキャンドルなどを置くだけでも温かみが増しますね。
冷暖房で暑さや寒さが苦手になってしまいがちな現代。夏は窓辺に木陰を作って風を通してみてはいかがでしょうか。冬は日なたで温もりながら読書でも。